新型コロナウイルス感染症に関する在日外国人への対応について
新型コロナ感染症の感染拡大が世界中で起こっており、わが国でも感染者数が日々増加しています。感染拡大を防ぐには、日本に住むすべての人が正確な情報を元に適切な予防対策を実施すること、情報と医療へのアクセスをあらゆる人に平等に確保することが必須です。
グローバル化が進む今、学生、技能実習生、労働者、移住者など、日本にもたくさんの外国人の方々が暮らしています。言葉の不自由さや社会経済的な不安定さにより、在日外国人の方々の必要な情報と医療へのアクセスが限られてしまうようなことがあれば、日本全体での感染拡大および大きな社会的な損失は避けられません。
そこで、私たちは、在日外国人の方々が必要な情報と医療アクセスを確保できるよう、在日外国人を受け入れる方々(企業、学校、自治体の相談機関、医療機関)のご協力を要望いたします。以下に、受け入れ先向け、在日外国人の方向け、支援者向けの情報をまとめました。
感染症は人種も国籍も選びません。日本に住むすべての人が連携と思いやりをもって、この局面を共に乗り越えていきましょう。
「在日外国人の新型コロナウイルス感染症対策を考える会」
土屋菜歩、金森万里子、小坂健(以上クラスター対策班)、沢田貴志(港町診療所)、
森田直美(医療通訳者)、Sandeep Shakya(ASHA Nepal) 、齊藤麻理子(東北大学)、
東北大学留学生有志、他19名
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◆在日外国人および雇用者、受け入れ施設、支援者への情報リスト
Information regarding COVID-19 for foreign residents in Japan, their hosts,and supporters